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作詞:Heinrich Heine作曲:Friedrich P. Silcher日本語詞:近藤朔風
1 なじかは知らねど 心わびて、 昔の伝説(つたえ)は そぞろ身にしむ。 寥(さび)しく暮れゆく ラインの流(ながれ) 入日に山々 あかく映ゆる。
2 美(うるわ)し少女(おとめ)の 巖頭(いわお)に立ちて、 黄金(こがね)の櫛(くし)とり 髪のみだれを、 梳(す)きつつ口吟(くちずさ)む 歌の声の、 神怪(くすし)き魔力(ちから)に 魂(たま)もまよう。
3 漕ぎゆく舟びと 歌に憧れ、 岩根も見やらず 仰げばやがて、 浪間に沈むる ひとも舟も、 神怪(くすし)き魔歌(まがうた) 謡(うた)うローレライ。